ローマで【ミサンガ売り】にだまされた話。

ローマを去る前日の夜、ライトアップされたコロッセオを見にいきました。

コロッセオの前で家族写真を撮り終えると、アフリカ系のお兄さんが

「素敵な家族だね〜」と声をかけてきました。

「ありがとう」と言って歩き出そうとすると、

「どこから来たの?」と言って、立ち話が始まりました。

お兄さんはザンビア出身だそうです。

「可愛いね〜。お名前は?」と笑顔で私達の娘にも話しかけ、

「僕も先週、娘が生まれたばっかりなんだ〜」と言ってスマホを取り出し、写真を見せてくれました。

本当に可愛い新生児が写っていて、心がほっこりし、

ローマでとてもフレンドリーな人に出会えた事に少し嬉しくなって、浮かれていました。

しばらく話した後、お兄さんは

「娘が生まれたから明日ザンビアに戻るんだ。だから今日がローマ最終日。

最後に素敵な家族とお話できてよかったよ。ありがとう。

これあげる。プレゼント。」

と言い、ポケットからミサンガを取り出しました。

夫は最初「いらない」と断ってましたが、

お兄さんは「プレゼントだから。無料だから。」と言い、夫の腕にミサンガをつけました。

そして私の腕にもミサンガをつけ、

娘にはゾウとカメの小さな置物を手渡してくれました。

その後お兄さんは「バーイ」と手を振り去っていきました。

ローマ、ミサンガ売り

この時、私の頭の中で

『このお兄さんはザンビアからローマへ出稼ぎに来たミサンガ売りで、最終日の今日売れ残った商品を私達にプレゼントしてくれたんだ。』

という話が出来上がりました。

お兄さんが去って行くのを見て

『本当にタダでくれたんだ。

優くてフレンドリーなお兄さんだったなぁ…』

なんて思っていたのですが

お兄さんはすぐに戻って来て、夫に

「明日ザンビアに帰るから、ちょっとだけお金…」

と、お金をせがんできました。

私はここでやっと、ピーンときました。

そういうパターンかぁ〜…と。

夫は、「じゃあこれはいらない。返すよ。」とミサンガを外して彼に渡そうとしましたが、

お兄さんは「いやいや、これはプレゼントだから。僕からの気持ちだから。」と言って、ミサンガを受け取りません。

「それよりも、生まれたばっかの娘のためにも、少しでもお金をくれないか?」と言います。

完全にやられてしまった私達です。

夫はポケットから2ユーロを取り出し、お兄さんにあげました。

お兄さんは「え、これだけ?」と少し驚いた顔をしました。

でも夫は本当に小銭は2ユーロしか持っていなかったらしく、

お札は20ユーロ札以上しか持ってなかったので、お札をあげるわけがないし、お兄さんの前で財布を開けるわけもないので、

「本当にこれだけしかない」とポケットを裏返して見せていました。

「じゃあ奥さんは?」と言って私の方にも来ましたが、

私は現金を持ってない事を伝えると、すぐに引き下がりました。

そしてお兄さんは

「ありがとう。残りのローマ楽しんでね〜」と、笑顔で私達から離れていきました。

そしてすぐに別の家族へ近づき、

「素敵な家族だね〜」と話しかけていました。

😂

トリップアドバイザーで「ミサンガ売りには気をつけましょう」と書いている人がいたので、

普通に売り子に気をつけていればいいのかと思っていたけれど、

こうやってお金をせがむパターンもあるんだなぁ…と、感心してしまいました。 w

もはや娘が生まれた話も嘘か本当か分からなくなってしまいました。

きっと嘘だったのでしょう。w

あの写真もネットから拾ってきた他人の子供の写真かもしれません。

そしてザンビアに帰るというのも、

きっと嘘だったのでしょう。

お兄さんには2ユーロしかとられなかったし、不思議と嫌な思いをせずにすんだのは、お兄さんが最後まで笑顔でフレンドリーなキャラで、しつこくなかったからだと思います。

ローマから帰る日、空港の手荷物検査場で、私達の前にいたイギリス人家族のお父さんが、昨日私達がもらったのと同じミサンガを身につけているのを見つけた時は笑えました。

夫は私に、「『私達もアイツにだまされました』って話しておいで」と冗談を言っていました。笑

皆様もローマへ行く際は【ミサンガ売り】にお気をつけください。😂

ではでは、最後まで読んでくれてありがとうございました。



ローマで見つけた可愛いお土産たち。
ローマで見つけた可愛いクリスマスオーナメントを売っているお店や、子供へのお土産にピッタリなピノキオのお店など…
ローマ法王の切手!ローマとバチカンからはがきを送る。
はがきを送るのは簡単だけど、日曜日にローマで切手を売っているお店を探すのに一苦労しました。